● 確実上達法 [14:00〜15:30]
話題の中心は以下の2つ。
これさえ押さえれば夢が広がります!
<< ソノリテって楽しい??? 〜楽しい音づくり〜 >>
もっと美しい音を出したい、思うような音色が出せたら、、、音に関する悩みは尽きないものです。退屈な練習をいくらしても効果が上がりません。苦労に見合った効果が期待できる練習方法を伝授しましょう!音が自由に出せればどんなに難しいパッセージでも綺麗に演奏することが出来るのです。そう、音づくりは全てのテクニックの土台です!!
効果的で楽しめる、しかも知識も増える、そんな練習が良いですね。当日は上坂考案の音づくり(下記画像)を使用します。参加者には当日配布いたします。
ソノリテをお持ちの方は持参下さい。書かれていることの意味もご説明致しましょう。印刷されていないその陰にソノリテの真意が隠されています。
そして、驚くくらい楽に音が出せて、おまけに音程も良くなる当て方とアンブシュアも取り上げます。お見逃し無く!
<< 音階って、音楽だったんだ! 〜音階で表現しよう!〜 >>
曲を練習していて、どう練習したらよいか、いくら練習しても上達した実感が湧かない、、、よくあることですね。皆さんもそう感じるときがあるでしょう? 上達の実感を得るためにはちょっとしたコツがあるのです。
音楽をバラバラにしていくとどうなると思いますか? 正解は「音階」です。正確には「音階、半音階、分散和音」です。音楽的な音階の集大成、タッファネル=ゴーベールを使いましょう。でも、闇雲に吹いただけでは苦労だけで終わってしまいます。音階を音楽にする感じ方・練習方法の秘訣を取り上げます。
難しいパッセージが難しく感じるのは、その部分の音が自由にならないから。音が自由になれば指を動かせば音は綺麗に変わってくれます。そうです!音づくりはテクニックそのもの、音階は音づくりの最終形なのです。
モーツァルトの協奏曲第2番、ムーケのソナタ・パンの笛、音階の嵐です。曲の構造を知れば音階に行き着きます。基礎練習で音階を楽しく、そして正しく練習すればもう怖いものはありません!
- フォームより、「基礎練習」に関するに関する悩みや質問ををお寄せ下さい。上記内容にかかわらず広く基礎に関するご質問をお待ちしています。
<頂戴したご質問(要約)>
- ブレス位置の所まで息が続きません。先生には「息の使い方の問題」で、もっと経験(年数)を積む事が必要と言われます。
- 頭部管を1センチ以上抜かないと合いません。これに加えて自分に合った頭部管の位置がどこなのかもよくわかりません。
- タンギング、音の立ち上がりが悪い(タンギングの瞬間音が出ていない)。
- 音の終わりで音程を変えずに音量を下げていくのが難しい。音の最後が綺麗に終われない。
- ビブラートが上手くできない(正しいかどうかわからない)。
- 音が出にくいです。フルートって、本当に誰でも「楽に音が出せる」楽器なのでしょうか。
- 良いアンブシュアを求めて日々試行錯誤しています〜奏法が確立できていないのが悩みの種です〜作り方が自分ではよくわかりません。
- 楽器を吹き始めて、音作りをしても、基礎練習やエチュード、曲の練習をしているうちに響きと音色が損なわれていく事が良くある〜安定した音色で吹き続けるにはどういったことに気を配ればよいのか。
- 日によって調子があまり安定しない。不調の時にはどんなことを気をつけて練習したらよいと思われるか。
- 低音のタンギング、フラッターの練習方法はどうしたら良いか。
- 楽器を当てる位置や向きが安定しない(よくわからない)。
- アンブシュアとエッジの距離を縮めようとすると音がこもった感じになってしまう。その対処法。
- 高音が「詰まった音」、「力一杯吹いています、という音」になってしまう。その改善法はどうしたら良いか。
- 毎日の基礎練習のメニューはどう組み立てたらよいか。
- フルートの構え方が、不自然だとは思うのだがどうしたら良いかわからない。
- 口とエッジとの距離を短くすると音がこもってしまう。
- 高音の克服の仕方。自然なビブラート。
- 肩に力が入ってしまい肩こりがひどい。
- 高音のEがうまく出せない(他の音からこのEへのスラーも難しい)。
- 低音のD♯、C♯、Cの運指がスムーズにいかない。
- まず譜面を読むのが苦手で、リズムがうまく取れない。
- アンサンブルで、他のパートにつられてしまいうまく吹けない。
- アンサンブルにおいて、音色が異なるメンバーでの音楽の創り方。
- 喉の状態が日によって安定しない。
- 一番疲れにくい持ち方、姿勢は?
- 独学なので客観的に自分を見ることが出来ず、悪いところの改善方法が分からない。
- 楽器を吹き始める時の、効果的なウォーミングアップは?
- はっきりした音を出すためのタンギングや音の出し方。
- おおらかで、伸びやかな音をだせる方法。
- 弦の壁を突き抜ける、音を遠くに飛ばす方法。
- マウスピースの種類と音色について。
- 吹奏楽でのピッチの合わせ方。
- お腹から音を出すのが上手くできない。
- 音の立ち上がりをよくするには?
- 正しい持ち方(左手の手首、親指)
- 短調での音色のコントロール。
- 自分に合った楽器のよりよい見つけ方(試し方)
- 基礎練習のやり方、陥りやすい間違い、注意するポイントは?
- かかりつけ修理屋さんを見つけたい。
- オケの中での演奏で、通る音を出したい.
- 綺麗な音が出たりでなかったりする.
- 演奏中すぐに緊張して指に力が入ってしまう.
- 腹式呼吸が正しいか不安.
*東京のQ&Aでのご質問を下記ページから参照できます。
→第4回 クライス・フルート・ソロイスツ特別公演
−− 休 憩(15分)−−
● フルート吹き比べ [15:45〜16:00]
ここでちょっと一息、フルート吹き比べです。材質の違いによる響きを体感してください。
総銀、プラチナメッキ、14金、24金、等々。。。
● 楽曲解釈の基礎 [16:00〜17:00]
<< オケ・ブラスの仲間(も)集まれ!」 >>
前半で取り上げた基礎技術を、実際の曲の中でどう扱ったら良いのかを実際に提示しましょう。ソロだけでなく、吹奏楽、オーケストラ、アンサンブルの楽曲でもかまいません。気軽にお申し出下さい。アンサンブルとしてのご質問もお受けいたします。専門の指導者のいない部活の皆さんも是非!
<楽曲解釈希望曲)>
- パッヘルベル:カノン
- モーツアルト:フルート協奏曲第二番 1楽章
- ビゼー:「アルルの女」メヌエット
- サン=サーンス:白鳥
- フォーレ:シチリアーノ
- マスネ:タイスの瞑想曲
- ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
- ドビュッシー:シランクス(パンの笛)
- シュターミッツ:協奏曲
- AutumnLeaves(枯葉)
- ショスタコビッチ:交響組曲第5番「革命」4楽章
- エネスコ:カンタービレとプレスト
- テレマン:ファンタジー
上記の中から、以下の曲を取り上げます.
- ドビュッシー:シランクス(パンの笛)
- シュターミッツ:協奏曲
● ミニminiコンサート [10分程度]
イベント最後のプログラムは、皆さんからのリクエストによる演奏です。
■ 出 演 ■
Fl.上坂 学
Pf.村上 衣絵
■ 演奏曲目 ■
●ゴダール:組曲より、第1曲Allegretto
●エルガー:愛の挨拶
●ムーケ:ソナタ「パンの笛」より、第1楽章
以下のようなリクエストを頂戴いたしました.
- パッヘルベル:カノン
- ゴダール:組曲
- エネスコ:カンタービレとプレスト
- C.P.E.バッハ:ハンブルガー・ソナ
- クンマー:庭の千草変奏曲
- シュターミッツ:協奏曲
- ムーケ:パンの笛
- フォーレ:ファンタジー
- エルガー:愛のあいさつ
- シャミナーデ:コンチェルティーノ
- シューベルト:ます
- モーツァルト:アンダンテ
- マスネ:タイスの瞑想曲
● ムラマツ・フルート試奏会
イベント終演後、そのまま響きの良いムラマツリサイタルホールで試奏いただけます。
ご希望があれば、楽器の選定のお手伝いや、先生の紹介も可能です。
● 楽器診断
お使いの楽器の、状態の診断も致します。
- 調整をするものではありません。
あくまでも診断です。
● 打ち上げ!
せっかくお集まりいただいたのですから、楽しく食べ、飲みましょう!ざっくばらんに話しながらフルートの話題で盛り上がりましょう!
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